
肌の状態によって見た目年齢が左右されるということについてはご存知の方も多いでしょう。そのため、日々しっかりとスキンケアをしているという方も少なくはないはずです。ただ、スキンケアをしていく上で意識しておきたいのが日常的なダメージです。ここでは、肌へのダメージとなり得ることをいくつかご紹介していきたいと思います。
・メイクやメイク落とし
どれだけ優しいものを使っていたとしても、メイクというのは肌の上に異物を乗せていることに変わりありません。そのため、厚塗りのメイクを長時間している方であればあるほどそれだけで肌にダメージを与えることになります。
また、メイク落としでこすりすぎてしまったり、必要な皮脂まで落としてしまったりするとそれも肌へのダメージになります。かといって、メイクをきちんと落とし切れていないとそれも肌に負担をかけることになりますし、肌トラブルの原因となります。
今は性別に関係なく誰もがメイクをする時代ですが、メイクそのものが肌にとっては異物になること、そのメイクを落とすときにもダメージを与えることを十分に理解しておきましょう。できるだけ肌に優しいものを使い、その日のメイクはその日のうちにしっかりと落とすのはもちろん、メイクがしっかりと落ちてなおかつ肌に大きな負担をかけないようなメイク落としを選ぶことも大切です。
・間違った洗顔
正しい洗顔について習ったことがあるという方はほとんどいないでしょう。そのため、多くの方がテレビなどで紹介された洗顔方法を真似していたり、自己流での洗顔方法を実践していたりするものです。ただ、そういった中で間違った洗顔をし続けていると、それも肌へのダメージにつながってきます。
例えば、汚れがよく落ちるように熱めのお湯を使っている、洗顔料を顔に直接つけて顔の上で泡立てている、垢すりのようにゴシゴシと洗っている……どれかひとつでも当てはまるものがあれば、洗顔のときに肌はかなりのダメージを受けていると考えたほうがいいでしょう。
基本的に洗顔の際にはぬるめのお湯を使い、手の上で泡立ててからその泡で顔を洗っていきます。できるだけ顔と手の間で摩擦が起こらないように泡をクッションにして洗っていき、最後にしっかりとすすいでいきます。洗顔料が顔に残るとそれも肌トラブルの原因となりますので、しっかりと洗い流すようにしましょう。
・過剰なスキンケア

綺麗な肌を手に入れるために日々のスキンケアに力を入れているという方も多いでしょうが、もしかするとそのスキンケアが逆にダメージになっているかもしれません。というのも、どれだけ肌のことを思って実践しているスキンケアでも過剰になってしまうとそれが肌へのダメージになってしまうのです。
例えば、導入化粧水、化粧水、乳液、クリーム、美容液……といった感じで1回のお手入れでたくさんのスキンケアアイテムを使っているとその分、摩擦が増えます。パッティングするときや塗りこむときの摩擦が増えて、スキンケアをしているのに同時にダメージを与えることになるのです。
スキンケアというのはアイテムを使って手をかければいいというものではありません。食生活の改善などでも肌の調子は変わってきますので、スキンケアに力を入れ過ぎている方は少し注意が必要かもしれません。
・紫外線や乾燥など外部からの刺激
シミやシワといったものはよくある肌悩みのひとつです。いろいろな原因が考えられるのですが、実は紫外線によるダメージが原因になっていることも多いと言われています。紫外線というのは年中あるものですが、ここ最近は猛暑や酷暑の影響で夏場の紫外線ダメージが大きくなっています。
日焼け止めに関してもできるだけ肌に優しいものを選んでいく必要がありますし、帽子や日傘、カバー、サングラスなどいろいろなアイテムを駆使して紫外線によるダメージを防いでいくようにしましょう。ちなみに、日焼け止めに関してもその日のものはその日のうちにしっかりと落としておくことが大切です。
また、秋冬になってくると乾燥というのも肌へのダメージにつながってきます。乾燥によって肌のバリア機能が低下すると肌が敏感になり、今まで平気だったものまで刺激になってしまいます。だからこそ、保湿というものの重要性が増してくるのです。
水分を十分に摂取するのはもちろん、保湿効果の高いスキンケアアイテムを使うようにしたり、加湿をしたりして肌の乾燥を防ぐようにしましょう。肌の乾燥そのものも肌トラブルのひとつなのですが、乾燥からさらにいろいろな肌トラブルが引き起こされることもありますので、ただの乾燥と侮ることはできないのです。
★正しいスキンケアはプロである美容クリニックがオススメ!
正しいスキンケアは自分にあったスキンケアを受ける必要があります。肌も性格と同様に相性があります。プロに相談してスキンケアを行いましょう!
